技術移住(General Skilled Migration)の改正点
移民局では技術移住に関して大幅な法改正を行い、2007年9月1日以降のビザ申請に対しては、この改正された移民法が適用になります。今回の法改正の主なポイントは、以下の通りです。

(1) これまでの技術移住ビザ区分を12から9に統合
(2) ビザ申請者の英語力の基準の引き上げ
(3) ビザ申請者に就労経験を適用し、新たなポイントを付加
(4) 留学生のビザ申請対象職種を50ポイントの職種にも拡大
(5) 英語力/職歴/学歴/高需要職種でのポイントの改定
(6) ボーナスポイントが得られた10万ドルの債券投資を削除
(7) 申請要件に満たない留学生を対象に18カ月有効の一時滞在ビザを新設

改定ポイントテスト
「職種」「年齢」「経験」のポイントには変更はありません。

英語力
これまでIELTSの「読み」「書き」「話す」「聞く」の各項目で、5.0は15ポイント、6.0は20ポイントとなっていましたが、最低基準が各項目で6.0に引き上げられました。ポイントは15ポイントです。さらに、7.0以上の場合は25ポイントが得られます。また、職種が50ポイントの技能職で申請する場合には、5.0で15ポイント取得できます。州政府の指・
? シを受けている場合は全項目の平均が5.5で15ポイントが得られます。

オーストラリアでの実務経験
これまで、ビザ申請前48カ月のうち6カ月以上の就労経験で、ボーナスとして5ポイント得られましたが、ポイントが10ポイントに引き上げられ、期間も申請前48カ月のうち12カ月以上となりました。

学位・資格
オーストラリアの学位や資格を取得した場合、Certificate III 以上のDegreeDiplomaTrade Qualification の場合はこれまで同様5ポイントですが、修士課程やHonoursを修了した場合は15ポイントに、さらに博士課程修了の場合は25ポイントに、それぞれポイントが5ポイントアップしました。

高需要職
申請職種がオーストラリアで特に需要の高い職種で、「高需要職種リスト(Migration Occupations in Demand ListMODL)」にある場合は、別途ポイントが加算されましたが、改正により、このポイントを申請する場合には12カ月以上の就労経験が必要になりました。このポイントを取得できる資格のある方には、更に「オーストラリアでの実務経験」ポイントの10ポイントも加算されることになります。

新卒者向け一時滞在ビザ(Skilled-Graduate Subclass 485
現在のGraduate-Skilled(Subclass 497)ビザに替わるものです。技術独立移住ビザの申請には“ポイントテスト”が課せられますが、合計で基準点の120ポイントに満たない場合、まずこの一時滞在ビザを申請し、ビザ有効期限の18カ月の間に、不足している英語力のアップや就労経験を積むことにより、技術独立移住ビザの申請を可能にするというものです。このビザには、就労や就学などに制限がありませんので、不足ポイントを満たすことができますし、満たした時点でいつでも技術独立移住ビザの申請ができることになります。
このビザの申請条件は、卒業後6カ月以内の申請や英語力がIELTS 6.0(50ポイントの技能職の場合は5.0)など、技術独立移住ビザの申請と同様です。
 
 
 
 
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