学生保護者ビザ (Student guardian visa- Subclass 580)
学生ビザは6歳以上であれば申請できますが、学生が18歳未満の場合は保護者の付き添いが求められています。学生保護者ビザは、親が保護者として子どもと一緒に渡豪するためのビザです。保護者には、21歳以上の、両親や親族または保護者(現地の保証人)がなることができます。これにより、保護者の同伴が必要な留学生はオーストラリア滞在中、保護者からの援助を直接受けることができることになります。

ビザ取得の条件は、

(1) 学生ビザ申請者の指名を受けること
(2) 21歳以上であること
(3) 家族に6歳未満の幼児がいないこと
(4) 学生ビザ申請者の親、保護者、または親族であること
(5) 学生ビザ申請者と同居すること
(6) 学生ビザ申請者に適切な住居や福利などの援助を行うこと
(7) 往復の航空運賃の他、生活費など十分な資金を有すること


このビザの申請には、当初12カ月間の生活費の証明や健康保険(Overseas Visitor Health Cover)への加入が義務づけられています。生活費は、年間$12,000が目安ですが、このほかに、学費や子供の学校経費(約$8,000)が必要になります。

ビザ取得後は、学生のビザ期限または学生が18歳に達するまで、オーストラリアに滞在することができます。また、家族を同伴することはできませんが、日本人の場合、保護者に6歳未満の子供がいる場合でも、その子供がパスポートを持っていて、特別な事情がある場合は同伴することができます。保護者は、就労したり、3カ月以上就学することはできませんので、3カ月以上就学する予定がある場合は、学生ビザを申請する必要があります。

また、保護者ビザですので、学生を置いて自分だけオーストラリアを出国することはできません。やむを得ない事情の場合は、留守中の手配をして事前に許可を得る必要があります。

ビザ申請は、子どもの学生ビザの申請と同時に行うか、学生がオーストラリアに到着後に行います。申請は日本からでも、オーストラリア国内でも、どちらでも可能です。このビザは再申請が可能です。
 
 
 
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